MEDICAL
一般診療科目
一般歯科
- ご予約お口の中に不安を感じたら、まずはご連絡ください。
一番の心配は、放置して症状が悪化することです。お話いただける範囲で結構です。
一番困っていることをお話し下さい。お話を伺うことでこちらでも準備ができます。
当院は予約制ですが、急患も受け付けています。 - 受付問診票にご記入いただきます。いつから、どこが、どれくらい痛いのかを可能な範囲でご記入ください。
- カウンセリング問診票をもとに、カウンセリングルームでスタッフがご相談にお応えします。
ルームは個室で、気兼ねなくお話いただけます。 - 検査レントゲン検査をします。その次に、診療台に移って、歯茎の腫れ具合などをチェックします。
- 治療検査の結果を見ながら、患者さんとともに、治療方針を決めていきます。
患者さんのお口の中の現状をお話するとともに、それに適した治療法をご提示します。
患者さんのご意見を伺ったうえで、治療方針を決定します。
虫歯治療
虫歯とは、口の中の細菌(磨き残しなど)が歯を溶かしてしまう状態を言います。この細菌は砂糖などの糖分が大好きです。細菌は口の中に入った糖分を食べ、代わりに酸を出します。この細菌が出した酸によって歯が溶け虫歯になります。
虫歯を放っておくと、症状がどんどん重くなって行き、最終的には歯を抜かなければいけなくなることもあります。虫歯かな?と思ったら早めに歯医者さんに行って診察してもらいましょう。
また、一度虫歯の治療をした歯は、他の歯に比べてまた虫歯になる確率が高くなります。治療後も、3ヶ月に1度は定期検診に行くようにしましょう。
歯の表面に穴が開いた状態が虫歯ですが、いきなり穴が開くわけではありません。
歯の表面がザラザラすることから始まります。
この時点では、削ってから埋めるのではなく、進行を止めることが中心となります。ザラザラの段階ならば、歯ブラシのケアがきちんとできれば、ある程度ツルツルに戻ります。
初期虫歯は進行しないように予防していくことが大切です。歯ブラシ指導やクリーニングを推奨します。
穴が開くまで進行した場合は、自然にはふさがりません。
細菌が出した酸により柔らかくされてしまった歯の組織を取ってしまい、その箇所が小さければプラスチックで詰めたり、大きければ被せものをしたりという治療になります。
進行が著しくて神経まで達していたら、根管治療という神経の治療が必要となります。
さらに進行するとは抜歯となってしまいます。
そうなる前の前の段階で治療にかかっていただくのが大切です。
根管治療になると通院回数や歯を削る量が増えてしまうため、患者様の負担も大きくなりまます。
予防歯科
予防歯科は皆さんと医院が共に手を組んで、健全な口腔内、むし歯になりにくいお口の中を作っていきましょうという診療メニューのひとつです。
当院では、虫歯や歯周病をはじめとした口腔疾患にならないよう、お口の中を健康な状態に保つ事を第一に考えております。日本人は80%~90%の方が歯周病(歯槽膿漏)だと言われています。近年では小さなお子様にも軽度の歯周病が見られるようになっています。
正しいブラッシングと定期健診で虫歯や歯周病は予防できます。歯を失うと食事がしにくくなったり、入れ歯にするとしゃべりずらいなど、歯を失うことで日々の生活に悪い影響を与えてしまいます。いつまでもご自身の歯で美味しく食事をしていただき、楽しい会話に花を咲かせてほしいと当院スタッフ一同望んでおります。
予防歯科治療の重要性を認識していただくのに大切なことは、まずご自身の歯に興味を持っていただくことです。
ご自身の歯に興味を持つと、歯を大切にしていただくことができます。日常生活でも、漠然と歯を磨くのではなくて、なぜ歯を磨くのかということを少しでも意識していただければ磨き方も変わってきます。
虫歯にしても歯周病にしても、その原因があります。口内の細菌の量が多いことが口内環境悪化の原因となることが多いので、いかに少ない状態をキープできるか、またそのために何が必要なのかを知っていただきたいと思います。虫歯や歯周病のような症状を引き起こさない量まで、細菌を少ない状態を維持することをまずご理解いただき、それに対して必要なご家庭での歯ブラシをていねいに実践していただくことをお願いしています。
ご家庭だけでは磨きにくい箇所もあるので、そのような箇所に関しては当院にて、溜まってきた歯石を取るなどの治療やメンテナンスができればと思います。
仮に虫歯の箇所があったとしても、定期的にお越しいただければ早期発見をすることができます。
ご自身の歯に興味を持っていただけるように、ていねいなご説明を心がけています。
歯科医院に対する患者さまのイメージは、お口の中にトラブルを抱えているから歯科医院に行くということが多いと思います。しかし、当院としては、口内の環境が悪くなっていないかチェックをしたり、悪くならないように予防をしたり定期的にチェックすることが歯科医院の役割だと考えています。
そのような考えを、患者さまに持っていただけるような治療や説明を行いたいと思っています。
当院では、「予防の体制が立てられるクリニック作り」というのが当初からのコンセプトです。
虫歯の治療や悪化した箇所だけを診療して終わりというのではなく、予防を前提とした治療を進めたいと考えています。
虫歯治療から治療後の予防まで、長期にわたるトータルケアをお任せください。
小児歯科
子供の歯は大人の歯に比べて柔らかく、虫歯にかかりやすいとされています。永久歯は黒く変色してから痛みが出るまでに数年かかることがありますが、乳歯は虫歯の酸に対して脆弱であり、神経までの距離が近いため、進行が速いです。多くの場合、自分で気づいた時には症状が悪化していることが多いため、保護者がしっかりとお子様に正しい歯磨きの方法を教え、虫歯の有無を確認することが重要です。当院では定期的な健診を実施しています。歯医者に通う習慣を身につけることで、苦手意識を克服し、虫歯ができにくい環境を作りましょう。少しでも異常を感じた際には、すぐに受診することをお勧めいたします。
小児歯科とは、乳歯が全部抜けるまでの12歳くらいまでの歯科治療を指します。
「いずれ永久歯に生え変わるから」という安易な考えはいけません。
乳歯の虫歯は、永久歯の質や形を悪くし、歯並びにも影響します。さらに発音の障害やあごの発育にも関わることがあります。
①永久歯の質や形を悪くする
②永久歯の歯並びが悪くなる
③発音の障害が出る
④体全体やアゴの発育に影響を与える
虫歯は治療するだけでは、治ったことにはなりません。再発しないように日々のケアが大切です。
当院では、虫歯になってしまったお子さんには、いきなり本格的な治療をするのではなく、治療への恐怖心を取り除くための洗浄の練習、削る練習から徐々に入ります。
お子さんとの信頼関係づくりです。
もちろん、親御さんの膝の上での治療や、見守ってもらっての治療も行っています。
早い段階の治療が必要なのはもちろんです。虫歯が小さければ、予防で様子を見ることもあります。
お子さまのお口の中は親御さんが一番知っているはずです。
乳幼児では親御さんが磨いてあげ、幼稚園に行くようになってもチェックしてあげましょう。
歯が生えたばかりのころは、歯の石灰化が終わっておらず、軟らかいままです。2、3年でようやく硬くなります。
生えてから硬くなるまでの間に、3カ月に1回、定期的に高い濃度のフッ素を塗ると、虫歯に抵抗力のある歯に育ちます。
虫歯予防として大きな効果があります。
歯周病治療
歯周病は、歯を支える顎の骨が溶けてくる病気です。
歯茎が炎症を起こしていても骨が溶けていなければ歯肉炎といいます。歯肉炎ならクリーニングをすれば治る確率が高くなります。
治療法は、歯茎の際に溜まっている細菌と歯石を除去することです。
スケーリングといい、超音波の振動を加え、表面の歯石を弾き飛ばすことが基本です。
これは歯磨きでできるレベルではありません。
進行している場合は、深い所に歯石がつき始めている可能性があり、普通のスケーリングだけでは取りきれないので、麻酔をして歯石を取る処置もあります。
最終的には、歯を抜くか抜かないかという判断にもなってきます。
当院では、スケーリングの時に次亜塩素酸水という滅菌水を併用しています。当院の特徴です。
口腔外科
歯科口腔外科とは、お口の中で行われる手術や、お口や歯における怪我の処置を行う治療のことをいいます。
当院では、親知らずの抜歯・顎関節症・お口の怪我など、全身麻酔を必要としない軽度の手術を行います。舌がんなどの発見をすることもあります。
必要であれば大学病院等への紹介状もご用意いたします。口の中の違和感などがあればお気軽にご相談ください。